鉄道・軌道安全報告書

鉄道・軌道安全報告書

弊社の鉄軌道事業運営に対して、日頃のご利用、ご支援、ご協力賜っておりますことに深く感謝申し上げます。

令和4年度の我が国経済は、ウィズコロナの下での各種政策の効果もあって、社会経済活動の正常化が進み、活気を取り戻しつつあるものの、オミクロン株の流行や、ウクライナ情勢による物資不足などの影響から、海外景気の下振れが景気をも下押しするリスクとなりました。

地域鉄道を取り巻く環境は少子高齢化や原材料価格の上昇による動力費の増加など、引き続き極めて厳しい状況が続いていることに加え、新型コロナによる輸送人員、運輸収入の回復を進めることが課題となっています。こうした中、令和4年4月1日に開業20周年を迎えることができ、快適で安定したサービスや信頼される輸送の提供に日々努めてまいりました。また、新型コロナの状況を見ながら、ビール電車の再開や光の道プロジェクトなど、感染症対策を講じながら企画電車の復活及び新たな企画の実施にも努めました。さらに、ドラえもんトラム運行開始10周年記念行事として、記念乗車券やペーパークラフトの発売を開始し、ネット販売を活用することで、全国に弊社商品のみならず、沿線のPRをすることが出来ました。安全運行を図るため、レールの重軌条化、踏切保安設備等の整備など、引き続き設備改良の実施を進めるとともに、教育訓練の充実を積極的に取り組みました。また、今冬は全社をあげて積雪、凍結防止対策を講じ、終日運休することなく、利用される皆様の足の確保に努めました。

地域交通の重要な役割を担う万葉線におきましては、国、富山県、高岡・射水両市、各種団体等のご支援とご協力をいただきながら、沿線の皆様との連携のもと、「より安全・安心・安定した良質の輸送サービスの提供」に努めて参ります。

お客様や地域の皆様におかれましては、本報告書をご高覧の上、ぜひご意見やご助言をいただければ 幸いです。

代表取締役社長 中村 正治

安全報告書は下記のリンク先からご覧いただけます。(PDFデータ)

  1. ホーム
  2. 会社概要
  3. 鉄道・軌道安全報告書
ページの先頭へ